再分散性ラテックス粉末は、特殊なラテックスを噴霧乾燥して得られる白色の固体粉末です。主に「ドライミックスモルタル」をはじめとする外壁断熱工法建材用ドライミックスモルタルの重要な添加剤として使用されます。
再分散性ラテックスパウダーを購入する際は、次の3点に注意してください。
1. 再溶解性: 品質の悪い再分散性ラテックス粉末を冷水またはアルカリ水に入れると、一部しか溶解しないか、ほとんど溶解しません。
2. 最低造膜温度:再分散性ラテックス粉末を水と混合・再乳化させた後、元のエマルジョンと同様の特性、すなわち水分の蒸発後に造膜します。得られた造膜は非常に柔軟で、様々な基材に非常によく密着します。
3. ガラス転移温度:ガラス転移温度は、再分散性ラテックス粉末の物理的特性を測定する上で非常に重要な指標です。特定の製品においては、再分散性ラテックス粉末のガラス転移温度を適切に選択することで、製品の柔軟性が向上し、ひび割れなどの基材の問題を回避することができます。
投稿日時: 2023年4月10日