建設業界における再分散性ラテックス粉末の役割は軽視できません。最も広く使用されている添加材として、分散性ラテックス粉末の登場は、施工品質を一段以上向上させたと言えます。ラテックス粉末の主成分は、比較的安定した特性を持つ有機高分子ポリマーです。同時に、保護コロイドとしてPVAが添加されています。室温では一般に粉末状です。接着力は非常に強く、施工性能も非常に優れています。さらに、このラテックス粉末は、モルタルの凝集力を高めることで、壁の耐摩耗性と吸水性を大幅に向上させることができます。同時に、凝集強度と変形性も一定レベル向上します。
湿潤モルタルにおける再分散性ラテックス粉末の役割:
(1)モルタルの保水性を高める。
(2)モルタルの開封時間を延長する。
(3)モルタルの凝集力を向上させる。
(4)モルタルのチキソトロピー性とたわみ抵抗性を向上させる。
(5)モルタルの流動性を向上させる。
(6)施工性を向上させる。
モルタル硬化後の再分散性ラテックス粉末の役割:
(1)曲げ強度を高める
(2)引張強度を向上させる
(3)変動性の増加
(4)弾性係数を低下させる
(5)凝集強度を向上させる。
(6)炭化深度を浅くする。
(7)材料密度を高める;
(8)耐摩耗性を向上させる。
(9)材料の吸水性を低減する。
(10)優れた撥水性を有する材料とする。
投稿日時: 2023年3月15日